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ピアノを習い始めたら一番気をつけて欲しいこと

こんにちは。須藤ピアノ教室主宰の須藤広大と申します。

今日はピアノを習い始めたら一番気を付けて欲しいことについて話していこうと思います。

最近ピアノを教えていて色々と感じることがあるので記事にしてみました。

それでは早速ピアノを習い始めたら一番気をつけて欲しいと思うことをご紹介していきます。

手の形を気を付ける

まず初めにピアノを弾く際は常に手の形に気を付けるということです。

どのように気を付けるかというと指の第3関節がへこまないようにすることです。

へこまないようにすると言うと、グッと力を入れてへこまないようにする方がいますがそうではありません。

手にボールをもって自然に丸くなる形が、ピアノを弾くのに一番適しています。

力が入っているとそのボールを、ぎゅっと強く握りながら弾いてるのと同じになってしまいます。

あくまで余分な力は入れずに必要最低限の力だけを意識して弾くことが大切です。

弾いたら手首から持ち上げて力を抜く

よくピアノを打鍵した後に力が抜けずに鍵盤に力を込め続けて押し続けている方がいます。

打鍵した後はいったん力を抜くことが大切です。力が入りっぱなしだと、速い曲や曲が難しくなってきた時にピアノを弾くことが困難になります。

また力を抜くことができないので、手がすぐに疲れてしまい、怪我をするなんてことになってしまうかもしれません。

ピアノは打鍵してしまった後から音をコントロールすることはできません。一番肝心なのは打鍵の瞬間です。

打鍵したらすぐに力を抜く練習をすることが大切です。

指の先の方で弾く

打鍵の瞬間に第1関節と第2関節も自然と丸まっていないといけません。

指の腹の方で弾くと、この2つの関節がへこみやすくなってしまうので、指の先の方で打鍵するようにしましょう。

もちろん中級者くらいになったら、柔らかい音を出すために指の腹の方で弾くこともありますが、初心者の段階では関節が弱いのでへこまないことを最優先で練習しましょう。

これらの奏法を小さいころから徹底しているロシアのピアノ教育

今まで述べてきた注意点をわかりやすくレッスンしているYouTube動画がありますのでこちらに張り付けておきます。

この動画を見るといかに小さいころから打鍵の感覚、力の抜き方、芯のある音の出し方を徹底することが大切かわかるかと思います。

まとめ

ピアノを習うときは小さいころから手の形や音の出し方、力の抜き方をきちんと意識することが大切とご説明しました。

最近自分がレッスンしていて思うことは、力の抜き方や手の形などはあとで教えればいいと思っていると、どんどん教えるタイミングがなくなってくるということです。

進めば進むほど曲も難しくなるので、力の抜き方や手の形まで意識を向けることがどんどん難しくなってくるのです。

また最初に自己流の弾き方で進んでしまった生徒さんは、その弾き方が癖になってしまっているので、正しい打鍵方法を教えるのにはとても苦労することになってしまいます。

人間の一度ついてしまった癖を直すのはかなり難しいことなのです。

なにも癖がついていない子の方が、力の抜き方や手の形などを習得するのは確実に速いです。

せっかくピアノを習って家で曲を練習するならば、正しい打鍵方法、手の形、力の抜き方を最初から意識して練習したほうがいいに決まってますよね(^-^)。

小さい子にこのピアノの正しい弾き方を教えるのは、簡単なことではありませんが、根気よく続けていればいずれ必ず理解してくれると信じて日々レッスンをしています。

今回は私が思うピアノを始めてら一番気を付けたほうがいいことについて書かせていただきました。

ここまでよんでくださりありがとうございました。

 

 

群馬県高崎市須藤ピアノ教室

国立音楽大学大学院修了講師の高崎市のピアノ教室です。こちらは絶対音感のBASICコーチ認定校です。各生徒様の目標に合わせて基礎を大切に、レッスンを行っております。子供の方は3歳から、大人の方は初心者から専門的な方までレッスンさせていただいています。無料体験レッスンも受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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